2011年の福島原発事故前から一貫して「核・被ばく」を描いてきた、鎌仲ひとみ監督の最新ドキュメンタリー映画「小さき声のカノン 選択する人々」の公開が決定した。
“核をめぐる三部作”として国内外で高い評価を受けた「ヒバクシャ 世界の終わりに」「六ヶ所村ラプソディー」「ミツバチの羽音と地球の回転」に続き、被ばくの現実を映し出す。1986年のチェルノブイリ原発事故と11年の福島原発事故後、日本とベラルーシの普通の主婦たちが「泣いていても何も変わらない」と勇気をもって声をあげ、自分たちの暮らしや子どもたちの命を守ろうとする姿をとらえる。
このほど公開されたポスターには、「希望はここにある」のキャッチコピーと共に、福島の美しい田園風景と守るべき子どもたちの姿が描かれており、母たちの優しくも強い決意が伝わってくる仕上がりとなっている。また、製作にあたり行ったクラウドファンディングには、国内外の多くの賛同者から約500万円(14年6月1日~9月26日)が寄付金として集まり、同作への関心の強さを伺わせる。
「小さき声のカノン」は、2015年早春シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
2014年10月1日
映画.com
http://eiga.com/news/20141001/3/
「小さき声のカノン」ポスター画像
(C)ぶんぶんフィルムズ
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