2014/10/23

東雲から、福島の未来へ一票 県知事選不在者投票始まる 〜不在者投票について〜


 東京電力福島第一原発事故後初めてとなる福島県知事選の不在者投票が22日、同県から避難した約1千人が暮らす東京都江東区の国家公務員宿舎・東雲(しののめ)住宅で始まった。
 午前9時、1階集会室に臨時不在者投票所が開設されると、避難者らが次々と訪れた。
 浪江町から避難する無職、飯村長治さん(67)は「与野党相乗りで選挙戦が盛り上がらず、残念」と話した。金融機関を退職し、妻と野菜や果物を育ててのんびり暮らそうと思っていた矢先に事故が起きた。一時帰宅のたび、荒れ放題の自宅と畑を見て落胆する。「私は再稼働に反対」。原発に対する候補者の姿勢を重視して投票したという。
 豊島力さん(78)も同町から避難する。県政を最も理解していると思われる候補者を選んだ。「福島県政をがっちり進めてほしい」。南相馬市から避難する60代無職男性は「新知事には県民の考えをよく理解して政策を進めてほしい」と訴えた。
 福島県から都内への避難者は9月末現在で6261人。江東区内には約1200人が避難する。東雲住宅での不在者投票は23日まで。投票用紙は福島県の各市町村選管に送られ、県内の投票用紙とともに26日に開票される。

http://www.asahi.com/articles/ASGBQ3CHZGBQUTIL007.html
朝日新聞
2014年10月22日

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福島県知事選のゆくえは、今後の福島県での放射能対応の方向を大きく決定づけると同時に、国や他の自治体への影響も決して小さくないと思い、注目しています。どうか、投票権がある方の投票が無駄になりませんように。

不在者投票については、こちらから。
用紙を福島県内の住民票のある自治体に郵送で請求します。(請求用紙はHPよりダウンロードできます)
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/62010a/touhyouhouhou.html

投票は、避難先、滞在先の選管で。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/88491.pdf







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