放射性物質:測定を学ぶ 富山でセミナー 汚染検体使い詳しく /富山
食品や土に含まれる放射性物質を測定している市民団体「はかるっチャ」(富山市神通町3)が5日、市民らに測定方法を解説するセミナーを、同団体の測定室で開いた。市民ら約10人が参加し、講師から測定データの読み解き方などを詳しく教わった。
同団体は、身の回りの食品や土壌がどの程度放射能に汚染されているかを調べることを目的に、今年1月、有志の市民らによって設立された。団体の所有する測定機器は、放射性セシウム134と同137、カリウム40の測定が可能。これまでに県内スーパーなどで流通している米や野菜、堆肥など約130検体を調べてきたという。
この日のセミナーでは、放射能に汚染されていることがわかっている検体を実際に使用。パソコンのモニターに表示された測定データの見方を、団体代表の宮崎さゆりさん(56)が説明した。
宮崎さんは「食の安全は行政に任せるのではなく、主体的に測定して守っていきたい」と強調していた。
毎日新聞
2014年10月06日 地方版
http://mainichi.jp/area/toyama/news/m20141006ddlk16040199000c.html
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