「食の安全」台湾から視察
2015年03月25日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20150324-OYTNT50344.html?from=ycont_top_txt
東京電力福島第一原発事故を受け、千葉県産食品の輸入規制を続ける台湾から報道関係者8人が来日し、24日、銚子市の銚子漁港などで森田知事や県の担当者から食の安全性の説明を受けた。
一行は、日本貿易振興機構(ジェトロ)が取り組む食の信頼回復の一環で来日。同漁港近くの県水産総合研究センター銚子分室で、放射性物質の検査の流れや、県内の水産物に含まれる放射性物質が国の基準値を下回っていることの説明を受けた。参加者からは「もし基準値を超えたら、もう水揚げしないのか」「簡易検査と詳細な検査はどう違うのか」などの質問が出た。
同漁港第1卸売市場では、森田知事が「本県は国の厳しいガイドラインに沿って検査を継続しており、全く問題ない。安心して台湾の皆さんに本当のことを伝えてください」とあいさつ。一行は知事とともに、同漁港で水揚げされたキンメダイの煮付けや、ヒラメやマグロの刺し身などを味わった。経済誌「天下雑誌」に勤める彭子珊さん(32)は「台湾の多くの人は日本食が好きなので、ここで知ったことすべてを伝えたい」と話していた。
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