2015年03月16日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20150315-OYTNT50153.html
東京電力福島第一原発事故後、東海地方などに避難している人たちが、事故から4年がたった今の思いを語るシンポジウムが15日、名古屋市熱田区で開かれた。2013年2月に設立された「原発事故被害者支えあいの会」(事務局・名古屋市)の主催で、福島県や栃木県などからの避難者4人が、避難の経緯、放射性物質による子どもの健康被害への不安などを語った。
福島県郡山市から名古屋市に避難した関根真奈美さん(29)は「5歳の子を甲状腺検査に連れて行くたび、放射能の影響がないか不安になる」と明かした。栃木県那須塩原市から避難した名古屋市西区の井川真一さん(34)は、被災者救済を目指す「子ども・被災者支援法」の支援対象地域に栃木県が含まれていないことに対し、「県境で線引きするのはおかしい」と訴えた。
会場では、会員の手記集「愛する土地を離れて~福島原発事故から4年 伝えたい想おもい~」も販売された。
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