2014/12/16

12/18 環境省「第14回専門家会議」開催するも、傍聴なしの横暴!

環境省専門家会議、18日開催という第14回が告知されたのは、15日。そして、なんと「傍聴なし」とのこと。理由として、
第12回、13回の専門家会議において、事前にお知らせしている注意事項及び会議冒頭にお願いしている留意事項をお守りいただけず、発言等により議事を妨げる行為があり、議事を中断する事態が生じました。また、職員の指示に従うことなく、会議の進行を妨げる行為もありました」とあります。

けれども、議事ができないほどの発言があったわけではなく、いくつか傍聴席から発言があった時点で議事を中断して休憩に入ったのは委員側です。

確かに、傍聴席での発言はやめるように事前に注意があります。けれども、被災当事者の意見を聞くことを条文に定めた「原発事故子ども・被災者支援法」に基づき開催されているこの専門家会議にもかかわらず、一切、当事者の声を聞くこともなく、傍聴席での発言も禁じられ、あまりに当事者である市民の声を無視した内容の中間取りまとめがなされようとする中で、思わず発した発言であったと思います。

それにも関わらず、傍聴なしを決定し一方的に告知する環境省の進め方はどうでしょう。被災当事者の意見を聞く機会を設けるよう、少なくても傍聴は認めるよう、申入れていくべきではないかと話し合っています。

メディアの皆さんはぜひ取材に入っていただければと思います。


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平成26年12月15日
第14回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議の開催について (お知らせ)

平成23年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う、住民の被ばく線量把握・評価、健康管理、医療に関する施策のあり方等について、専門的な観点から検討することを目的とした「第14回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」を12月18日に開催いたします。

1.日 時
平成26年12月18日(木)18:30~20:00
2.場 所
中央合同庁舎第4号館 共用会議室(12階 1214特別会議室)
(東京都千代田区霞が関3-1-1)

3.内 容
(1)被ばく線量把握・評価に関すること
(2)健康管理に関すること
(3)医療に関する施策のあり方に関すること
(4)その他

4.取材等
 
マスコミ関係の方は、取材登録をお願いします。
会議室の都合上、会場内での撮影は、1社1カメラ(カメラマン1名、アシスタント1名)ペン記者1名といたします。同行者についても氏名の登録をお願いします。

申込みの際は、「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議 第14回 取材希望」と明記し、[1]氏名(フルネーム・ふりがな)、[2]住所、[3]勤務先、[4]電話番号 [5]カメラ撮りの有無(三脚を使用する場合、その旨も併記)、[6]同行者(カメラマンを含む)氏名(フルネーム・ふりがな)を記入の上、平成26年12月17日(水)正午必着で、以下の申込み先宛てに電子メールでお申し込みください。

平成26年12月18日(木)正午までに電子メールにて登録した旨をお知らせします。取材・カメラ撮りとも、事前に申込みの無い等の場合は、お断りさせていただきます。議事開始後の撮影につきましては、指定された場所にてお願いいたします。

合同庁舎4号館は入館登録を行う必要があり、〆切後にお申し込みいただいた方は、入館できない可能性があることから、登録期限を守っていただきますようお願いします。当日は身分証の提示をお願いします。会議中の照明、フラッシュご遠慮ください。
 
5.議事の公開
 会議の様子は動画配信を予定しております。
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01.html

※ 第12回、13回の専門家会議において、事前にお知らせしている注意事項及び会議冒頭にお願いしている留意事項をお守りいただけず、発言等により議事を妨げる行為があり、議事を中断する事態が生じました。また、職員の指示に従うことなく、会議の進行を妨げる行為もありました。このようなことから、第14回専門家会議について、議事の公開は、動画配信のみとさせていただきます。御理解いただきますようお願いいたします。

※取材申込み先
環境省環境保健部放射線健康管理担当参事官室
電子メール: ml-kenkokanri@env.go.jp
※本メールアドレスは個別の御意見・御質問は受け付けておりません。

http://www.env.go.jp/press/18749.html

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