自主避難の園児たち 最後のお遊戯会 /山形県
福島から自主避難している子どもたちが通う山形市内の保育園のお遊戯会が12日開かれ、子どもたちが劇や踊りなどを披露した。お遊戯を発表したのは山形市にある母子避難専用の保育園「あいびぃ保育園」の子どもたちおよそ30人だ。福島に戻ったり、山形で自立する母親が増えたため、今年度で閉園することが決まっていて、きょうでお遊戯会は最後だ。子どもたちは組ごとにおよそ一か月練習してきた歌や踊り、劇を一生懸命披露した。保護者の一人は「短い時間でみんながんばって練習していて、楽しめたのでよかった」と話した。お遊戯が終わったあとにはサンタクロースから人気キャラクターのぬいぐるみやマグネットなどのプレゼントがあり、子どもたちはうれしそうに受け取っていた。
2014年12月12日
NNNニュース
[あいびぃ保育園は、母子避難専用の保育園で来春の閉園が決まっています。地域で一緒に子育てできる環境の方がより長期的にはよいと思われますが、放射能影響からの避難、とりわけ母子避難にともなう問題が共有でき、同じ思いを共有できる場は貴重だったことと想像つきます。今後、そうした場が地域の中で保証されるよう、避難当事者も含め、考えていけたらと願います。]
http://ivyhoikuen.jimdo.com/
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