2014/12/05

横浜市、埋め戻し運用見直し 小中校など汚染除去の土 /神奈川



 横浜市は、福島第1原発事故により放射能で汚染され、除去されていた一部の小中学校や保育園の土について、埋め戻しの運用を見直すと発表した。
 市は、これまで除去した表土や汚泥などを児童生徒や園児が近づかない校内の倉庫などに保管。昨年12月の市放射線対策本部の決定を経て、基準未満の土を一部で埋め戻した。
 しかし、保護者や市民から反対が相次いだため、運用を変更。土の放射線量が基準を上回った場合は保管を継続し基準以下でも保護者らの理解が得られない場合は保管を続ける。
 市健康福祉局によると、昨年までの計測で線量が市の目安を上回った土は、小中学校9校と保育園2園で、施錠した倉庫などで計約1トンが保管されている。
毎日新聞 
2014年12月05日 地方版

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