2014/12/26

職と住宅、柔軟な支援要望 米沢の原発避難者/山形


 吉村美栄子山形県知事は22日、米沢市を訪れ、福島第1原発事故で福島市や伊達市などから山形県置賜地域に移り住む避難者と意見交換をした。
 出席した9人の避難者からは「避難者を雇用する企業や団体への支援、山形独自の雇用の創出をお願いしたい」「借り上げ仮設住宅の期間や住み替えへの柔軟な対応を早く実現してほしい」「福島への帰還者と避難者との交流も欠かせない」などの要望や意見が出た。
 吉村知事は「住み替えは原発事故の実情に即した対応を福島県と共に国へ働き掛ける。避難者との意見交換を続けながら、職の問題も含めた生活支援に取り組んでいきたい」と答えた。
 福島県から山形県への避難者は18日現在、4104人。このうち1529人が米沢市など置賜地域で暮らす。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141226_53034.html
2014年12月26日
河北新報

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