2014/12/27

内部被ばく検査 全員1ミリシーベルト未満 県が11月分の結果発表/福島

[ホールボディカウンターでの検査結果は、Bq/Bodyで得られるはずです。それを計算して生涯累積線量に換算し、預託実効線量が1ミリシーベルト未満として発表しているのですが、この発表からでは、何も得られません。年齢や地域で1kgあたりのベクレル数が公表されるなどすれば、数値によっては対策等考えられるかもしれません。
だいたい、よほど汚染のひどいものを食べていない限り、現在の汚染状況で、ホールボディカウンターで測定できるレベルの汚染が測定されることも難しいとは思います。(ホールボディカウンターで測定できる測定下限値が高いためでもあります)まして、首都圏でふつうに生活していて検査のつもりでホールボディカウンターでの計測を受ける方がいらっしゃいますが、ほとんど意味はないと思われます。]

 県は26日、東京電力福島第一原発事故を受けて実施しているホールボディーカウンターによる内部被ばく検査の11月分の結果を発表した。
 6222人を検査した。成人で今後50年、子どもで70歳までの内部被ばく累積線量を示す預託実効線量は全員が1ミリシーベルト未満だった。県は「全員、健康に影響が及ぶ数値ではない」としている。
 対象の市町村と人数は次の通り。
 ▽福島153▽二本松7▽桑折2▽大玉666▽郡山556▽須賀川2▽田村219▽天栄1▽石川1▽浅川3▽古殿1▽三春1▽小野3▽白河834▽西郷8▽泉崎1▽中島272▽棚倉2▽塙190▽鮫川282▽会津若松6▽西会津46▽磐梯4▽猪苗代5▽湯川18▽柳津29▽三島8▽会津美里5▽南相馬28▽広野11▽楢葉13▽富岡43▽川内2▽大熊35▽双葉12▽浪江37▽いわき2716

2014/12/27
http://www.minpo.jp/news/detail/2014122720081
福島民報

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