[ありとあらゆる方面から「リスクコミュニケーション事業」が推進されていることを注視しながら、私たちはどう伝えつながっていけばよいのか、考えていかねばなりません。]
県と福島高専が連携して取り組む「リスクコミュニケーション事業」は13日、いわき市の福島高専で開かれ、生徒はそれぞれの立場に考慮した放射線についての対話の在り方を学んだ。
日本原子力研究開発機構(JAEA)といわき市の協力で、約20人が参加した。11月上旬に放射線の基礎知識を学び、今月6日にいわき市内の仮置き場を視察した。
最終日となった13日は、ジャーナリストで環境カウンセラーの崎田裕子さんや県、JAEA職員らのアドバイスを受けながら、自治体職員や育児中の住民、専門家などの役に分かれて住民説明会を想定したロールプレーイングに挑戦した。専門家役の生徒らは住民役の生徒から寄せられた放射線や健康への影響などについての質問に答えた。市職員と専門家の役を演じた物質工学科4年の大坪由貴さんは「放射線問題に興味があって受講した。相手の立場や理解度を考えて説明するのが難しかったが、ためになった」と話した。
https://www.minpo.jp/news/detail/2014121419821
福島民報
2014/12/14 08:48
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