2014/12/17

福島県知事が山形への避難者と意見交換/山形


内堀福島県知事は震災直後に避難所となった山形市内の施設で避難者8人と意見を交換した。避難者は「正規のやり方では期限まで間に合わないとのことで、かなり手抜きな方法で『除染』が行われているようで安心できない」、「福島県が国に(賠償)格差が出ないような提言と要請をしてほしい」などと述べた。内堀知事は終了後に取材に応じて「(原子力災害は)現行法制の中でカバーできない部分がある。制度そのものを現行の実態に合わせて、改善してほしいということを私自身が先頭に立って引き続き(国との)協議に真剣に臨んでいきたい」と話した。内堀知事は、これに先立ち県庁に吉村知事を訪ねた。内堀知事はこれまでの支援に対する謝意と今後も同様の協力を要請した。吉村知事は「隣県の山形県として、できることは何でもしていきたいと、思っている。復興に向けてどんどん進んでいくように私も心から願っている」と話した。福島県からの避難者はピーク時のおよそ3分の1にまで、減少したものの、今月4日現在、4146人が県内で避難生活を続けている。

http://news24.jp/nnn/news8875954.html
日テレニュース
2014年12月17日

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