長崎大と福島県立医大 共同大学院設置へ
2015年03月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150311-OYS1T50004.html
放射線被曝ひばくの専門知識を持つ看護師や保健師を養成しようと、長崎大と福島県立医科大は2016年度に共同大学院「共同災害・被ばく医療科学専攻(仮称)」を設置する計画を進めている。
長崎大は原爆後障害医療研究所などで後遺症の治療や放射線の影響に関する研究に力を入れており、10年には国内初の専門看護師養成コースを設置。福島県立医科大は阪神大震災など災害医療の分野に人材を輩出してきた。
共同大学院は両大学に設置され、院生は双方を行き来して、放射線の基礎知識や住民への適切な情報提供の方法など、それぞれの大学の得意分野を学ぶ。長崎側は看護師や保健師、助産師を、福島側は消防士や警察官らの受け入れを想定している。15年度、文部科学省に設置申請を行う方針だ。
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