2016/08/23

世界ヒバクシャ展 15 周年 Yes Peace! プロジェクト ご寄付のお願い

2020年までに世界100ヵ国で写真展を!
ご寄付でヒバクシャの思いを世界へ



ヒバクシャの思いを世界へ 広島・長崎の原爆、核実験、原発事故、ウラン鉱山、劣化ウ ラン弾などは、世界中に数え切れないほどのヒバクシャを生み出しました。放射性物質は大 地を覆い、世界の海に広がり、動植物を汚染しました。被ばくによる健康への影響は、世代 を越えて続いています。私たち NPO 法人世界ヒバクシャ展は、2002 年の設立以来、6人の 日本人写真家による世界中のヒバクシャや核汚染の現場の写真を通じて、こうした核被害の 実相と、核のない平和で安全な世界を願う世界のヒバクシャの思いを伝えてきました。
台北(台湾)で開催された「零核時代」は、 世界ヒバクシャ展など核と被ばくを伝える
様々なプログラムを集め、大盛況でした。

創立者の写真家、森下一徹の病気療養による長期の活動中断を余儀なくされたものの、福 島第一原発事故を機に活動を再開し、国内はもとより、台湾、韓国、ブラジルなど各国での 写真展は大きな反響を呼びました。活動を通じて内外に様々な新たなつながりも生まれまし た。しかし、慢性的な資金難が続き、最近では事務所の維持も難しくなるほどの状況です。

NPO 法人世界ヒバクシャ展は来年、設立 15 周年を迎えます。そこで「2020 年までに世界 100 ヵ国で写真展を開催」という設立以来の目標を実現するために、資金集めに全力を挙げ ることにしました。ヒロシマ、ナガサキを経験し、福島第一原発事故を引き起こしてしまっ た日本人にとって、核の真実を伝えることは、世界の人々や将来の世代への責任です。皆 様のご支援の下、以下の活動に取り組み、その責任を共に果たしていきたいと考えています。

世界ヒバクシャ展の3つの取り組み
1 2017 年から 2020 年までの4年間に、世界中で世界ヒバクシャ展を開催
2 開催国には国内での巡回展開催のために、写真パネルを長期貸し出し
3 写真展をより効果的なものとするために、各国語での写真集を発行

Yes Peace! コラボレーション
写真展開催に当たって、「2020 年までに世界の進む道を変えよう!」という共 通の目標を掲げ、核や被ばくを伝える写真・映像・演劇、様々なアーティスト、 バチカンをはじめとする世界遺産などと、多様なコラボレーションイベントを 実施。それによって、核と被ばくを伝える“表現者”のネットワークを創成。世界ヒバクシャ展の写真の常設展示場所開設

上記の活動を進めるための交流と理解促進のための拠点を国内に開設。

■実施方法など
地域ごとのつながりの中で受け入れ態勢を整えてもらうとともに、開催費用もできるだけ 抑えるために、大陸ごとの巡回写真展開催を目指します。今年度は、パートナーとなる海 外グループとの調整と資金集めを行い、来年度以降に写真展などを順次開催していきます。

イベント開催に当たっては、2020 年までに核兵器も原発もない世界へと、世界の進む道を 変えることを目指して、核と被ばくを伝える世界各国、中でも地元の様々なグループ・個人 と連携することを目指します。そのために、台湾で若い人たちに大好評だったイベント「零 核時代」のプロデューサーや、広島、長崎の被爆二 世、三世など多様なメンバーによる運営体制を築きつつあります。


■巡回写真展開催の重点地域
2017年 アジア、欧州、北アメリカ 2018年 中南米、アフリカ、中東
2019年、2020年 各地での開催状況を見ながら調整

■ご寄付のお願い
5年間の総事業費は5億円程度を見込んでいます。このうち3億円程度を寄付でまかなう予定で、今年度は1億円を目標としています。ぜひご寄付にご協力ください。

ご寄付は、ご住所、お名前、電話番号を明記のうえ、下記口座にお振り込みください。
お振込先 郵便振替口座 00170-5-127199
     NPO 法人世界ヒバクシャ展







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