2016年8月25日 福島民報
政府の原子力災害対策本部は24日、東京電力福島第一原発事故後に続いていた本県沖のマコガレイなど計5魚種の出荷制限を約4年ぶりに解除した。
出荷制限が解除されたのはマコガレイの他、アイナメ、アカシタビラメ、エゾイソアイナメ、コモンカスベ。5魚種はいずれも原発事故後、放射性物質モニタリング検査で放射性セシウム濃度が食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたため、平成24年6月に出荷制限を指示された。
県は24年6月から今年7月まで、5魚種の制限解除に向けた放射性物質モニタリング検査を実施。放射性セシウムが安定して食品衛生法の基準値を下回るなど政府が定める解除要件を満たしたため、24日、原子力災害対策本部に出荷制限解除を申請し、同日付で承認された。解除は7月15日のホシガレイなど5魚種以来で、残る制限対象は16魚種となった。
県によると、原発事故前の平成18年から22年までの本県沖のマコガレイは平均漁獲量が年間374トン、平均漁獲額が同3億円だった。
出荷制限が解除されたのはマコガレイの他、アイナメ、アカシタビラメ、エゾイソアイナメ、コモンカスベ。5魚種はいずれも原発事故後、放射性物質モニタリング検査で放射性セシウム濃度が食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたため、平成24年6月に出荷制限を指示された。
県は24年6月から今年7月まで、5魚種の制限解除に向けた放射性物質モニタリング検査を実施。放射性セシウムが安定して食品衛生法の基準値を下回るなど政府が定める解除要件を満たしたため、24日、原子力災害対策本部に出荷制限解除を申請し、同日付で承認された。解除は7月15日のホシガレイなど5魚種以来で、残る制限対象は16魚種となった。
県によると、原発事故前の平成18年から22年までの本県沖のマコガレイは平均漁獲量が年間374トン、平均漁獲額が同3億円だった。
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