2016/08/26

ワカサギ釣り 来月1日解禁 赤城大沼、榛名湖/群馬

2016年8月26日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160826/ddl/k10/040/049000c

ワカサギ釣りの人気スポットとして知られる赤城大沼(前橋市)と榛名湖(高崎市)のボート釣りが9月1日に解禁されることが25日決まった。県が25日に発表した検査結果でワカサギの放射性セシウム濃度が国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回り、昨シーズンに引き続き持ち帰り可能な全面解禁となった。

両湖沼のワカサギは、2011年3月の東京電力福島第1原発爆発事故後に放射性物質の濃度が国の基準値を超えた。その後、徐々に低下し、15年9月のボート釣りから県の出荷自粛要請が解除された。

今年もシーズン入りを前にした県の検査結果で、放射性セシウム濃度は、赤城大沼が36ベクレル(採捕8月19日)、榛名湖は33ベクレル(同8月18日)で、ともに前回検査(同8月8日)に続き、国の基準値を下回ったことが確認された。

榛名湖漁業協同組合によると、25日に組合員らが試し釣りをしたところ、4時間で1人200〜400匹の釣果があり、体長も6〜10センチで大型のものが多かったという。【増田勝彦】



0 件のコメント:

コメントを投稿