2016年8月2日 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB01HLX_R00C16A8L71000/
千葉県の森田健作知事は9~10日、台湾を訪問する。蔡英文政権発足後、森田知事が同地域を訪れるのは初めて。陳建仁副総統を訪問し、輸入規制を受けている千葉県産の農産物や食品について安全性をアピールする。国際空港のある桃園(とうえん)市も訪れ、観光など幅広い分野で交流を推進する協定を結ぶ。
知事は10日に、台湾の総統府を訪れ、陳副総統に会う。東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、千葉県などは農産物の輸入を規制されている。知事は放射能の影響がないことなど、千葉県産の農産物などの安全性について説明する。経済や教育分野などでもさらなる交流拡大に向けて意見交換する。
9日には桃園市の鄭文燦市長を訪問する。桃園市は台湾北西部に位置し、台湾で最大規模の国際空港「台湾桃園国際空港」がある。千葉県は同市から交流の申し入れを受けていたことから、観光のほか、教育や経済、貿易など幅広い分野で交流を促進する協定を結ぶ。
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