2016/10/09

県北のクロダイ、出荷自粛を解除 セシウム基準値が安定的に下回る/茨城

2016年10月9日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201610/CK2016100902000139.html


県は、出荷を自粛している県北部海域のクロダイについて、放射性セシウム濃度が基準値を安定的に下回ったとして、自粛を解除したと発表した。解除は六日付。県海域での出荷自粛の魚類は、これで五種類になった。


県によると、北茨城市から日立市沖で今年四~九月に、計二十七匹を調べたところ、セシウムが検出されなかったり、基準値を大幅に下回ったりした。


県海域では、国から出荷制限される魚類はなくなっている。県や漁業団体は、さらに国の規制数値(一キロ当たり一〇〇ベクレル)の半分などを基準値として出荷を自粛している。(宮本隆康)

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