2016年10月15日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20161015/ddl/k04/040/018000c
栗原市栗駒岩ケ崎地区の側溝汚泥の放射能濃度が、最高で1キロ当たり約7000ベクレル、平均で約1800ベクレルに上ったことが、同市への取材で分かった。同市の調査で判明した。市は、16日に予定していた住民らによる汚泥除去を中止し、専門業者に除去を委託した。
市放射能対策室によると、東京電力福島第1原発事故後に清掃をしていなかった側溝周辺で悪臭などの苦情が出たため、16日に一斉清掃を計画。しかし、9月の市議会一般質問で参加住民の汚染の危険性が指摘され、18カ所で簡易測定器を使い調べた。
測定された濃度は、国が市町村で廃棄物処理ができると定めた基準(同8000ベクレル)を下回っているものの、同市が堆肥(たいひ)化して減容する実証実験を進める対象とした汚染牧草の362ベクレルを平均でも上回る値だった。【山田研】
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