2016年10月30日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201610/CK2016103002000171.html
東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質による健康影響を調べる、甲状腺エコー検診が十一月二十七日、佐倉市王子台六の「生活クラブ虹の街センター佐倉」で行われる。先着五十人限定で、二〇一一年の事故時、十八歳以下だった子どもが優先。来月一日から予約を受け付ける。
事故による市民の健康不安解消に向け活動する「甲状腺エコー検診in佐倉実行委員会」が主催。同様の活動をする団体が、市民のカンパで購入した検査機器を借り、経験豊富な医師がボランティアで診察する。
実行委によると、県内では松戸市などが検査費の助成をしているが、佐倉市は助成していない。
医療機関で受診すると四千~五千円以上が必要で、受診をためらう人もいるという。道端園枝委員長は「私たちだけでは年一回程度の検診が限界。活動を継続し、最終的には行政の助成を実現させたい」と話す。
受診者には千五百円程度のカンパを募る。問い合わせは道端さん=電080(5447)1729=へ。 (渡辺陽太郎)
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