2015/07/17

避難者の支援を委嘱 福島県、新潟県社協の3人に

2015年7月15日 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20150715193433.html

委嘱状を交付される福島県復興支援員=15日、新潟市中央区

東京電力福島第1原発事故後、福島から本県に避難している人の相談業務などに当たる「福島県復興支援員」の委嘱状交付式が15日、新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザで行われた。
本県で委嘱されたのは、いずれも新潟県社会福祉協議会職員の大掛幸夫さん(71)、滝沢穂瑞さん(43)、遠藤由香さん(45)。任期は来年3月までで、本県では初の復興支援員となる。

3人は今月から、避難者の支援計画作りなどの活動を始めている。交付式で福島県避難地域復興局次長の久能祐二さんは「これまでの経験や知識を生かして、新潟にいる避難者の生活再建に向けて活動してほしい」と激励。大掛さんは「丁寧な対応を心掛け、思いや悩みを聞き出したい」と話した。

福島県は昨年から、避難先の自治体の福祉関係者らを復興支援員に委嘱。現在は本県を含めて8都県の35人が活動している。

0 件のコメント:

コメントを投稿