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和紙すきを体験する南相馬の子どもたち=南砺市の五箇山和紙の里で |
東日本大震災と福島第一原発事故で被災した福島県南相馬市の子どもたちが二十七日、南砺市内を巡り、紙すき体験やあんどんづくりを楽しんだ。
放射能の影響を避け、「子どもたちを思いきり外で遊ばせたい」と、保護者らが始めた保養活動。江戸時代に約七千人が南相馬市に移住した縁がある南砺市が賛同し、震災後から毎夏、子どもたちを受け入れている。
南相馬市の小学校三校から、四~六年生二十一人が参加。二十六日に南砺入りし、この日は地元の児童十五人とともに五箇山和紙の里での和紙すきや、菅沼合掌造り集落の散策を満喫した。
昨年に続き参加した六年の佐藤拓麻君(11)は「昨年は井波彫刻を見て、面白かったのでまた来た。今年はバーベキューが楽しみ」と笑顔だった。
子どもたちは二十九日まで滞在し、プール遊びやスキー場でのゴンドラ乗車を予定している。 (近藤統義)
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