http://www.minpo.jp/news/detail/2015071824145
県は16日午後、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)でふくしま復興シンポジウムを開き、福島高、相馬高、磐城高の生徒が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に向けた取り組みを英語で発表した。
福島高は原発事故に伴う外部被ばく線量の測定調査の結果を報告。東大大学院の早野龍五教授の指導や県内外12校の調査協力で屋内外、県内外、国内外での個人線量の違いを科学的に分析した結果、「福島県内の高校生の個人線量が他県と比べ特異的に高いわけではないことが分かった」と発表した。 会場には学生や市民ら約140人が詰め掛けた。相馬高は津波や原発事故に伴う避難生活の現状、磐城高は沿岸部や内陸部の被害実態も紹介した。
内堀雅雄知事は「風評の払拭(ふっしょく)に王道はない。丁寧にいろいろな機会を通じて理解してもらうことが何よりも重要」と語った。
外部被ばく線量の調査結果を発表する福島高の生徒 |
0 件のコメント:
コメントを投稿