正しく怖がろう 親子ら放射線測定体験／西予・愛媛

2015年07月26日 愛媛新聞
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20150726/news20150726569.html


【写真】簡易観測器を使って放射線を観察する参加者



身の回りの放射線測定体験教室が２５日、愛媛県西予市宇和町卯之町４丁目の県歴史文化博物館であり、親子連れら２７人が実験などを通して放射線の知識を深めた。

県が小中高校生を対象に毎年、夏休みに開催。原子力安全研究協会放射線災害医療研究所の山本尚幸所長が、放射線は地球上のどこにでも存在し、医療などで有効に使われていることを紹介した。

一方で、原発事故発生時には放射性物質から離れ、コンクリートの建物に避難することの重要性を示し「放射線をきちんと知って、正しく怖がろう」と呼び掛けた。