2015年6月24日 時事通信
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062400820&g=soc
【ジュネーブ時事】福島など8県の水産物の輸入禁止措置をめぐって日本が韓国を世界貿易機関(WTO)に提訴していた問題で、日韓両政府は24日、WTOの紛争解決手続きに基づく2国間協議をジュネーブのWTO本部で行った。ただ、双方の主張の溝は埋まらず、25日まで日程を延ばして協議を続けることになった。
韓国は2011年3月に東京電力福島第1原発の事故が発生した後、食品の放射能汚染を警戒し、8県の一部水産物の輸入を停止。13年9月には対象を全ての水産物に拡大した。日本側は科学的根拠がないとして禁輸解除を求めてきたが、韓国側が応じないため、5月21日にWTOへの提訴に踏み切った。
25日の協議も不調に終わり、期限の7月20日までに妥結できない場合、日本はWTOの紛争処理小委員会(パネル)の判断を仰ぐ見通しだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿