2015年6月19日東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20150619/CK2015061902000153.html
七月の海開きを前に、県は県内十八海水浴場の水質調査の結果を発表した。いずれも国が定める海水浴場の水質に適合した。
五月一~二十八日、海中の大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度、水素イオン濃度、O157の有無を調査。高萩(高萩市)、伊師浜(日立市)、平磯(ひたちなか市)、大洗(大洗町)、大竹海岸鉾田(鉾田市)、下津(おりつ)(鹿嶋市)、平井(同)の七カ所は、環境省の水質判定基準で最高のAAだった。
河原子(日立市)、大洗サンビーチ(大洗町)、日川浜(神栖市)、波崎(同)の四カ所はB判定。ただし、CODが基準を若干超えていただけで、遊泳には全く問題ないという。
一方、県は五月二十一~二十七日と六月四~八日、今年三回目の海水浴場の放射性物質調査をした。海水の放射能濃度は、いずれも検出下限値を下回り、砂浜の放射線量率も毎時〇・〇四~〇・〇六マイクロシーベルトで、沿岸の市町村と変わらなかった。
県内では七月十八日を中心に各海水浴場がオープンする。シーズン中は各種イベントが企画されている。 (林容史)
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