2015/06/24

トラック積荷表面の放射性物質汚染密度「限界値未満」

(積み荷の表面線量が有意に上がるなど、よほどでなければあり得ません。それだけを測定してお茶を濁すのは作為的とすら思います。トラック等の車両が増えた場合に懸念されるのは、積み荷の付着ではなく、タイヤに巻き込むなどして持ち込まれる高線量の土砂ではないかと思います。事故直後、福島県から続く幹線道路沿いにある新潟県内のガソリンスタンドで、洗車のために側溝に溜まっている土砂が高線量だった例があります。参照:http://www.pref.niigata.lg.jp/genshiryoku/1312322550522.html 子ども全国ネット)


2015年6月24日 (水) LOGISTICS TODAY
http://www.logi-today.com/170356


経済産業省は24日、帰還困難区域を含めて常磐自動車道、国道6号を通過するトラックの積荷に放射性物質がどの程度付着しているかを調査した結果、表面汚染密度は検出限界値未満だったと発表した。

積み荷の表面汚染密度の計算評価上の最大値は、1回通行あたり常磐道で0.0017ベクレル(1平方センチあたり)、国道6号で0.076ベクレル。実測では、荷台後部ドア、荷台内壁、積荷表面、積荷内部の表面汚染密度がいずれも計算値と同等以下に設定した検出限界値未満となった。

常磐道と国道6号は現在、帰還困難区域部分を通行証なしで通行することが可能となっており、物流業界で利用の増加が見込まれている。

周辺のモニタリングポストで得られている空気中の放射性物質濃度は低く、同区間を通行するトラックなどの積荷への放射性物質の付着はほとんどないと考えられているが、測定によって実態を確認するため、付着量を計算評価するとともに、宮城県トラック協会の協力を得て実測した。

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