2015年6月26日 テレビ朝日
放射性物質を含む指定廃棄物の処分場候補地に名指しされた栃木県塩谷町が、現地調査を急ぐ環境省に改めて「NO」を突き付けました。塩谷町によりますと、25日、環境省が突然、処分場建設の前提となる住民への説明会の開催と現地調査を町に文書などで申し入れたということです。これに対し、塩谷町側は強く反発し、申し入れ文書を小里環境副大臣に返却しました。塩谷町は、処分場の在り方を巡って有識者会合が見直し作業を進めているにもかかわらず、環境省が塩谷町での処分場建設にこだわっていると反発を強めています。
塩谷町“指定廃棄物”巡り環境省の説明拒否
2015年6月26日 読売テレビhttp://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20177645.html
福島第一原発事故に伴って発生した放射性物質を含む「指定廃棄物」の処分を巡り、栃木県内の処分場の候補地に指定された塩谷町が、環境省の説明を改めて拒否した。
塩谷町の職員は、小里環境副大臣に見形町長の名義の文書を手渡した。文書では、処分場の建設を前提とした環境省の説明を改めて拒否している。
塩谷町は福島第一原発事故に伴って発生した栃木県内の「指定廃棄物」の処分場の候補地に指定されており、環境省は25日、塩谷町を訪れ、処分場の必要性を説明する場を設けてほしいと求めていた。
一方、指定廃棄物を、それぞれの都や県の中で処分するという政府の方針などについて議論する会議が開かれた。方針についての異論は出なかったが、塩谷町のように処分場の候補地に指定された自治体が建設に反対する動きは、栃木県や宮城県などで起きている。
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