2015/05/31

線量測定の成果報告 国際放射線防護委が福島で集会


2015年5月31日 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2015053123149
 
東京電力福島第一原発事故を受けた国際放射線防護委員会(ICRP)の対話集会「ダイアログセミナー」は30日、福島市の杉妻会館で始まった。県内各地で開催しており、11回目。「測定し、生活を取り戻す」をテーマに、専門家や市民らが話し合っている。
 
ICRP委員や国内外の機関の関係者、福島高の生徒、市民らが参加。測定活動を実施している住民や行政の関係者が成果を報告した。
 
パネル討論では、マスコミ関係者らも加わり、放射線測定の課題などに意見を交わした。参加者から「最初は行政が発表する放射線の測定値が信頼できず、自分で測定して『うそはつかれていない』と納得できた」と測定することの重要性を指摘する意見が相次いだ。「ただ測るのではなく、データの意義をどのように理解してもらうか、その方策を考えることも必要だ」の声も出た。福島民報社から早川正也編集局次長が参加した。
 
対話集会は31日も開かれる。


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