2015/05/21 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2015052122920
いわき市は7月18日、市内9つの海水浴場のうち四倉、勿来の両海水浴場で海開きをする。残る7つの海水浴場は東日本大震災の津波被害による復旧工事が進められており、「海水浴客の安全確保が不十分」として昨年に続いて今年も見送る。
20日に同市労働福祉会館で開かれた市海水浴安全対策会議で決めた。今年の海水浴場開設期間は7月18日から8月18日までの32日間。時間は午前9時から午後4時まで。海開きの式典は7月18日、四倉海水浴場をメーン会場に開く。
市の事前検査では四倉、勿来両海水浴場の空間放射線量は毎時0・04~0.05マイクロシーベルト。海水の放射性物質濃度はともに検出下限値未満だった。
今年も海開きを見送るのは久之浜・波立、新舞子ビーチ、薄磯、豊間、合磯、永崎、小浜の7つ。復旧工事中、または今年度工事に入る予定のため、市は海水浴ができる環境にはないと判断した。2カ所のみの海開きは3年連続となる。
会議には国や県、市、警察署などから約30人が出席した。清水敏男市長が「市の復興、観光交流人口の拡大に向け、いわきの海をより多くの人に楽しんでもらいたい」とあいさつした。
2015年5月21日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/topic/150521/topic3.html
いわき市は20日、同市の海水浴場9カ所のうち、四倉、勿来の2カ所のみ開設することを決めた。四倉は3年連続、勿来は4年連続の開設。7月18日に四倉をメーンに海開き行事を行い、8月18日までの32日間開設する。
同市海水浴安全対策会議を開き、安全対策面やトイレの状況など環境衛生面から総合的に判断した。他の7カ所は震災復興土地区画整理事業など公共工事が進められていることから、安全確保に課題があるとして開設が見送られた。
市は空間放射線の影響も調査、4月測定時の四倉、勿来両海水浴場の空間放射線量は毎時0.04~0.05マイクロシーベルトの範囲だった。2カ所とも海水から放射性物質は検出されていない。開設期間中は毎日、空間放射線量を測定し、掲示する。
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