5月19日 朝刊 下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20150519/1963671
市民の討論の場を創出し、発信しようと、市民グループが制作しているインターネット(IT)放送「夜ふかしノート」が好評だ。配信開始から1年余りだが、市の名物など身近な話題から放射能など時事問題まで幅広いテーマを設定し、参加者の多様な意見を尊重するスタイルが受けている。毎回新たな参加者を加え、世代を超えた広がりをみせている。
毎月最終金曜日の午後10時、軽快な音楽に乗って動画配信が始まる。美原2丁目の飲食店を会場に、参加自由。視聴者との同時進行のやりとりも魅力だ。
4月の座談会には、常連のほか国際医療福祉大の学生ら初顔を含め男女13人が参加した。その日のテーマは「多様性」で、話題は子育て、性的マイノリティー、マタニティーハラスメントにまで広がった。
運営する市民グループ「タウンメディア大田原」の鷹觜浩英(たかのはしひろえい)代表(54)は「マスメディアに乗らない意見をくみ取り、掘り下げる。アーカイブ(保存記録)としても残せる」と趣旨を説明。市議、会社員男性、主婦と共に2014年1月に番組配信を始めて以降、2~3時間の討論をそのまま流している。集団的自衛権など重いテーマではデータを基に解説も加える。
◆ 夜ふかしノート(USTREAM)http://www.ustream.tv/channel/yofukashi-note
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