2015/07/02

千葉/指定廃棄物問題 千葉市で勉強会 子連れの母ら25人参加

2015年7月2日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150702/CK2015070202000157.html


東京電力福島第一原発事故で発生した高濃度の放射性物質を含む指定廃棄物の県内処分場候補地に、千葉市中央区の東電火力発電所内の敷地が選定された経緯や是非を考える市民らを対象とした勉強会が一日、同市緑区であった。

「県放射性廃棄物を考える住民連絡会」事務局長の藤原寿和さんが講師を務め「大地震の津波や液状化、大規模な台風、洪水で、飛散、流出する恐れがある」などと解説した。

千葉市が候補地に選ばれたことについて、熊谷俊人市長は環境省に対して、指定廃棄物を排出自治体内で保管するよう再協議を求めている。

今後の方向性について、藤原さんは「専門家の中には、福島ですべて保管するのが一番という人もいる」と紹介。「皆が納得できる解決策はなかなか難しいが一人一人が考えていかないといけない」と述べた。

勉強会は、市民グループ「ちばレボ(選挙で日本を変えたい市民の会・千葉)」が開催。小さい子どもを連れた母親など市民約二十五人が参加した。 (村上一樹)


指定廃棄物の県内処分場候補地について解説する藤原さん
=千葉市緑区で 

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