http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150708/CK2015070802000191.html?ref=rank
蘇我地区で開かれた説明会=千葉市の蘇我勤労市民プラザで |
蘇我中学校地区町内自治会連絡協議会(武井雅光会長)会員ら住民約二百六十人が参加。武井会長は「住民の理解が得られるまでは先に進めないでほしい」とあいさつし、同省担当者は「勝手に先に進むことがないようにする」と答えた。
その後の環境省による説明や質疑応答は当初、非公開の予定だったが、参加者から「隠すのはおかしい」との指摘が続出し、説明会はすべて公開となった。
質疑応答で、ある参加者は「処分場の候補地の近くには活断層があり危険。現地確認もせずに、なぜ選定したのか。白紙撤回してほしい」と要請。その後「国が責任を持つというが、原発事故後の福島を見ると信用できない」「処分場があるとイメージが悪くなる。分散保管という選択肢はないのか」など厳しい意見が相次いだ。
武井会長は説明会後、「いくつかに分けて保管するほうが抵抗が少ない。国が再考するよう役員会で地元の意見をまとめたい」と話した。 (砂上麻子)
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