2015年6月12日福島民報https://www.minpo.jp/news/detail/2015061223412
県は11日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う18歳未満の子どもの避難状況を発表した。今年4月1日現在、県内、県外への総避難者数は2万3498人で、前回調査(平成26年10月1日現在)に比べ、1375人減った。
県内への避難者は1万2006人で前回調査から431人減。県外への避難者は1万1492人で944人減った。
避難者が最も多いのは南相馬市で4729人。県外への避難者が最も多いのは福島市で2034人、次いで郡山市の2001人、南相馬市の1874人だった。
25年10月以降、避難者数は県内、県外ともに減少傾向にある。
県は、除染や自然減衰に伴い空間放射線量が下がっていることや、18歳以下の医療費無料化など県独自の子育て支援策が帰還を促している一つの要因とみている。
一方で、現在も2万人を超える子どもが避難している現状を踏まえ、県こども・青少年政策課は「子育ての不安解消につながる取り組みを進めていきたい」としている。
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