福島/放射性物質検査…県民の食事「健康に影響ない」
2015年06月12日読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150611-OYTNT50373.html
県は、2014年度に実施した県民の食事に含まれる放射性物質の検査で、検出されたセシウムは最大で1キロ・グラム当たり0・75ベクレルと国の規制値(1キロ・グラム当たり100ベクレル)より大幅に低かったと発表した。ストロンチウムは同0・043ベクレルだった。県の担当者は「いずれも健康には影響ないレベル」と説明している。
県放射線監視室によると、調査は12年度から実施。14年度は18歳以下の子供を中心に、県民104人から1日分の食事を提供してもらい放射性物質を測定した。
104人分の検体のうち、セシウムが検出されたのは約6割で、最大値は13年度の同3・2ベクレルから約4分の1になった。14年度から全ての検体でストロンチウムを測定し、検出は約2割だったこともわかった。
県によると、放射性物質の検出が最大だった食事を仮に1年間食べ続けても、年間の内部被曝ひばく線量はセシウムで0・01ミリ・シーベルト、ストロンチウムで0・0024ミリ・シーベルトにとどまるという。
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