http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0155695.html
【苫小牧】東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を気にせずに、苫小牧で楽しい夏休みを過ごしてもらおうと、苫小牧の市民団体「フクシマとつながる苫小牧」(石田英人代表)が8月1日~8日の日程で、福島県の5家族15人を招待する。同団体は、子どもたちの世話を手伝ってくれるボランティアを募集している。
受け入れは4年目。今夏は、会津若松市や福島市などから、1歳~5歳の未就学児を含む子ども10人とその母親を招く。これまでは白老町内で宿泊し、ポロト湖畔散策などを行ってきたが、今回は苫小牧市内に滞在する。
市内錦岡の錦西・すずらん会館に宿泊し、近くの北星公園で遊んだり、錦大沼周辺で川遊びを行ったりと、外遊びを中心としたプログラムを用意した。市内の美容師有志でつくる「ピース053」が、無償でヘアカットも行う。
道産野菜で料理を作ったり、スタッフが子どもを見ている間に母親だけで交流してもらうなど、母親が気を休める時間も設ける。石田代表は「放射線の影響を恐れて、福島では普段、外で遊ぶことを制限されている子どももいる。外で自由に遊べる喜びを体験してほしい」と話す。
子どもの世話に協力してくれるボランティアを募集する。保育士の経験がある人や、目指している人を特に歓迎するという。
問い合わせは石田代表(電)090・5223・5476へ。(奥天卓也)
白老町内の牧場をリヤカーに乗って移動する 昨年7月に招待された福島の子どもたち |
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