http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015070201001618.html
東京電力福島第1原発事故の避難住民は2日、東京都内で会見を開き、政府が示した「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」の避難指示を2016年度末までに解除する方針は、地域の実態を無視しているとして反対を訴えた。
福島県飯舘村から同県内に避難する長谷川健一さん(62)は帰還しても農業を再開できる状況でないと強調。「安心して戻れる環境になってから解除の言葉が出てくるのが当たり前」と怒りを示した。
政府は先月、福島の復興指針を改定。避難指示区域への帰還を促進するため、環境整備を急ぐとしている。
(共同)
記者会見する坂本建さん(左)と長谷川健一さん=2日午後、東京都千代田区 |
0 件のコメント:
コメントを投稿