2015/10/14

10/23・24 演劇『ホシハ チカニ オドル』東京公演

『ホシハ チカニ オドル』
2010年につくった、放射能と世界の痛みにまつわる作品です。

http://t-etc.net/hoshichika.htm


2015年 10/23(金)20:00
    10/24(土)13:00/17:00
  (上演時間約70分)
 
会場 新小岩ZAZA
江戸川区中央1-1-5(2階)

予約 2500円  当日3000円

Staff/谷瀬未紀(ピカラック)・大塚恵美子(大猫座)

***終演後、出演者とゲストを交えての感想シェアの場を設けます。

■ゲスト
23日(金)ペーター・ゲスナー(演出家/うずめ劇場/桐朋学園芸術短期大学 演劇専攻教授)

24日(土)13時の回:奥田愛基(SEALDs)
     17時の回:平井玄(批評家)



闇の中の対話たち

1999年9月30日、東海村。美しく青く輝く光が、人間を包み貫く。JCO臨界事故の光は、DNAを損壊し、細胞の再生機能を破壊し、身体を崩壊させた。しかし、それは人間そのものの崩壊だったのか。

1986年4月26日、チェルノブイリ。被曝して死んだ原発労働者たち。ひとりは現場で行方不明となったままだという。その遺体は、放射能を閉じ込めるために4号炉を覆って作られた分厚いコンクリートの「石棺」の中、大量の放射能に汚染されたまま26年間、放置されているのだろう。消火作業に従事し、被曝死した労働者たちの遺体も、コンクリートと鉛の棺に封印されて埋められた。高レベルの核廃棄物として処理された身体たちは、しかし、物言わぬ躯(ムクロ)なのか。

1945年8月6日ヒロシマ、8月9日ナガサキ。原爆。1954年3月1日ビキニ礁沖。水爆。1991-92年、2003年バグダッド。劣化ウラン弾。光によって生み出されてきた、闇たち。…

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