2015年10月26日 読売テレビ
http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20190210.html
福島第一原発の事故で発生した「指定廃棄物」の栃木県の処分場候補地に指定された塩谷町の町長らが環境省を訪れ、改めて処分場の建設計画に反対した。
放射性物質を含む「指定廃棄物」の処分場をめぐっては、環境省が指定した栃木県塩谷町の候補地が先月の関東・東北豪雨の際に冠水し、土砂が流れ込んでいたことが確認されたため、町側が建設に強く反対している。
26日に環境省を訪れた塩谷町の見形町長は、井上環境副大臣に対し、改めて建設計画の撤回を訴えた。
塩谷町・見形和久町長「冠水したということが結果としてご確認いただけた。そもそもが候補地になりえない」
環境省の基準では、浸水や土石の流入などが想定される区域は、処分場の候補地から除外されることになっている。環境省は建設が可能か、さらに詳しい調査を行いたい考えだが、塩谷町は「基準から考えて候補地にはなりえない」と訴えている。
指定廃棄物の処分場候補地の町長ら、環境省に抗議
2015年10月26日 テレビ朝日
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000061271.html
放射性物質に汚染された指定廃棄物の処分場候補地となっている栃木県塩谷町の町長らが、現地が先月の豪雨で浸水したとして、処分場リストから外すよう環境省に強く求めました。
那珂川の源流域にある塩谷町の候補地は、先月の関東・東北豪雨による増水で一部が浸水していたことが国や県の合同調査で分かりました。栃木県の市町村長会議が決めた処分場の候補地として、「避けるべき地域」に「洪水や浸水が起きる場所」と明記されていることから、選考をやり直すべきだとの声が強まっています。
栃木県塩谷町・見形和久町長:「この場所が今後、引き続き候補地であるということは私はないと思っている。(選考の)今までの流れからいっても当然、そうすべきと思っています」
また、先月のような豪雨が17年前にもあったとして、過去にさかのぼって調査することも要請しました。
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