2015年10月21日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201510/CK2015102102000183.html
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故のために、郷里を離れた自主避難者から、四年半がすぎた今の思いを聴く集いが二十四日、松戸市内である。
福島県では原発に近い双葉町や南相馬市などに依然「強制避難区域」がある。自主避難者には、放射線の影響を懸念している同県出身者が多い。だが、同県は六月、自主避難者への避難先の住宅費支援を二〇一八年度から打ち切る方針を示し、国も八月に支援縮小の方針を決めた。
南相馬市の学校給食への野菜支援を続けている松戸市を拠点にする市民団体「東日本大震災被災者支援千葉西部ネットワーク」が、現状を踏まえ、自主避難者の声を聴こうと企画した。同市で避難生活を送る男女各一人にこれまでの経緯や現在の暮らしを話してもらう。
午後二時から。参加費五百円。会場は松戸駅近くの「ほくとビル」四階会議室(松戸商工会議所隣)。
申し込み不要。問い合わせは同ネット事務局=電047(360)6064=へ。
(飯田克志)
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