2015年10月26日 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20151026213524.html
東京電力福島第1原発事故の影響で福島県から自主避難している人を対象にした「交流の場・ままカフェ@にいがた」が25日、上越市下門前で開かれた=写真=。上越地域に避難する3人が参加、故郷の状況や避難の悩みなどについて語り合い交流を深めた。
ままカフェは新潟、福島両県が共催。本県の担当者が、2017年3月末の借り上げ住宅無償提供終了後の支援策について、本年度内に取りまとめる方針を説明した。ふくしま子ども支援センター(福島市)の職員は避難先や、避難先から福島に戻った母親への支援について語った。
参加者はお茶を飲みながら近況を話したり、福島県職員や弁護士に個別の相談をしたりしていた。家族で福島県三春町から糸魚川市に避難している女性(30)は「上越では自主避難者の集まりが少ないので、なかなか悩みを話せない。参加できてよかった」と話した。
ままカフェは今後、新潟市西区、柏崎市、燕市、胎内市で開かれる。
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