2015/10/26

坪倉医師招き公開授業 福島大「ふくしま未来学入門」

2015年10月26日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20151026-023266.php



放射線や被災地での医療支援の役割について紹介する坪倉さん

福島大は26日、福島市の同大で、東大医科学研究所や南相馬市立総合病院などに勤務する医師坪倉正治さんを講師に迎えた公開授業を行った。受講生が放射線や被災地での医療支援の役割について学んだ。

原発事故からの地域復興を目指す福島大の「ふくしま未来学入門」の授業の一環。「震災と復興」をテーマに地域課題の解決に取り組む企業や団体の担当者を講師に計14回開かれる。今回は4回目。

同大の学生や地域住民約180人が受講。坪倉さんは「原発23キロでの医療支援・今現場で何が起きているか」と題し、放射線に関する基礎知識を紹介した上で、「健康に影響を及ぼすのは放射線だけではない。大切なことは安定した日常生活を送れるようにすること。孤独にならず、より良い人間関係を築くことが復興、健康への近道になる」などと説明した。

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