http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20151028-OYTNT50155.html
「そうま食べる通信」創刊号を手にする小幡さん(28日、相馬市で) |
東京電力福島第一原発事故の風評を払拭するため、相馬地方の魚介類や農産物の安全性と生産者の素顔を紹介する情報誌「そうま食べる通信」が28日、創刊した。紹介した食材をセットで届けるのが特徴で、創刊号は相馬沖の試験操業で取ったシラス200グラムと一緒に県内外の購読者約70人に発送された。
編集長を務める相馬市の建設会社社長、小幡広宣さん(39)は8~9月、取材のためシラス漁に3回同行。漁師の情熱や漁の思い出などを8ページの特集記事にした。「放射性物質検査で安全だと言うだけでは消費者に届かない。真摯しんしに取り組む生産者の姿を伝えることが風評払拭につながる」と力を込める。
2013年7月に岩手県のNPO法人が発行した「東北食べる通信」をきっかけに全国各地で創刊され、「そうま食べる通信」は14番目となる。県内では「高校生が伝えるふくしま食べる通信」もある。
創刊号はA4判16ページのフルカラーで3500円(税・送料込み)。年4回発行予定で、次号は来年1月に相馬市の若手農家が育てた自然卵を特集する。購読はホームページ(http://taberu.me/soma/)で申し込む。
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