2015年10月18日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20151017-OYTNT50157.html
実りの秋を迎え17日、県外の大学院生や小学生らが各地で稲刈りを体験した。
福島市松川町浅川の水田では首都圏などの大学院生ら15人が鎌を手に水田に入った。刈り取った稲穂は束ねて木の棒に掛けて天日干しにした。大学院生らは、県産米の放射性物質検査の説明も受けた。神奈川県逗子市、大学院1年田辺明子さやこさん(23)は「福島に来て他県とほとんど変わらないと実感できた」と話した。
郡山市喜久田町には、東京都内から家族連れなど22人が稲刈り体験ツアーで訪れた。東京・城西読売会とJA郡山市などが都会の人たちに福島のコメ作りに関わってもらおうと企画。5月の体験ツアーで植えられた苗から育った稲で、参加者らは秋の暖かい日差しの中、黄金色の稲穂を笑顔で眺め、汗だくになりながら収穫を楽しんでいた。
東京都渋谷区、小学4年川田麻央さん(10)は「自分で植えたコメを食べたくて来た。田植えより力がいるし、大変で疲れる」と話したが、新米で作るカレーライスを楽しみにしていた。
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