2015年11月17日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20151117-028682.php
県内の本年産米の全量全袋検査で、10月末までに検査した約750万点全てが食品の放射性セシウムの基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回ったことが16日、分かった。このうち99.99%は検出限界値未満で、残る約0.01%(392点)は放射性物質が検出されたが、基準値を下回った。
県が、同日開かれた新生ふくしま復興推進本部会議で報告した。県によると、本年産米の検査は8月20日から始まった。今後も続き、最終的には昨年産米と同等の約1100万点の検査が見込まれている。玄米は1袋当たり30キロの検体のほか、ライスセンター(穀類乾燥調整施設)で管理しているものは1袋当たり1トンの検体を検査している。
会議では本年度の県産農林水産物の検査結果も報告された。野菜・果実、畜産物、栽培キノコも全て基準値以下となっており、県内で取り組まれている放射性物質対策の効果が裏付けられた。
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