2015年11月17日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20151117-028675.php
いわき市漁協は16日、同市で試験操業検討委員会を開き、試験操業で漁獲されたマダコの出荷を一時自粛することを決めた。
県の緊急時モニタリング検査で、南相馬市小高沖で採取したマダコ1匹から、県漁連が自主的に定めている出荷制限値(1キロ当たり50ベクレル)を2ベクレル超える1キロ当たり52ベクレルが検出されたことが報告されたことを受け、決定した。マダコが同基準値を超えたのは初めて。
マダコは、2日に南相馬市小高沖の、福島第1原発20キロ圏内で漁獲された。同市漁協は「試験操業では安全安心が最優先で試験操業のマニュアルにのっとり自粛する」としている。国が定める食品の出荷制限基準値は1キロ当たり100ベクレルだが、県漁連は安全性を重視し、独自の出荷制限値を設けている。
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