(現在表に出ているは、もしかすると「運動不足」によるものが目立つのかもしれませんが、糖尿病が運動不足だけが原因だと特定できるわけではありません。そしてそれが、被ばくから守られなくてもいい、という言い訳にはならないことを忘れないようにしましょう。「低いレベル」でも被ばく影響はあります。少なくても、年間1ミリシーベルトを超える被ばくについては、これまでも、現在も(福一事故由来以外では)守られるように法で定められているのですから。子ども全国ネット)
2015年11月27日 毎日新聞
http://sp.mainichi.jp/area/tokyo/news/20151127ddlk13040096000c.html
原発事故から4年半を経た福島県の現状と課題を探る「ふくしまの今を知る」が26日、千代田区一ツ橋1の毎日ホールで開かれ、約100人が参加した。
同県出身の社会学者開沼博さんと、同県南相馬市立総合病院で内部被ばく検査を続けている坪倉正治医師が、NPO法人8bitNEWS代表の堀潤さんの司会で討議した。
開沼さんは「県外では福島県の20%以上が避難していると思っている人が多いが、実は2・3%であるなど、イメージと実態に開きがある」と指摘。坪倉さんは「内部被ばく、外部被ばくとも低いレベルで、被ばくよりもむしろ、運動不足による糖尿病など慢性疾患の増加が心配される」と述べた。
今後の課題として、開沼さんは「元からある地方の問題は変わっていない。復興支援が減っていく中、どう対処するかを個別課題ごとに考えなければならない」、坪倉さんは「若い医師や医療者が学べる地域医療を実現することが求められる」と語った。
【斗ケ沢秀俊】
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