2015年11月15日 神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/miki/201511/sp/0008566375.shtml
東日本大震災で福島や千葉県などから兵庫県に避難した9家族計25人が14日、生活協同組合コープこうべの運営する三木市細川町瑞穂の農園「エコファーム」で交流した。野菜の収穫やバーベキューなどを楽しんだ。
コープこうべと神戸市社会福祉協議会、神戸YMCAが開き、ことしで3回目。避難者同士の情報交換や自然に囲まれて気持ちを落ち着かせてもらうことなどを目的にしている。
この日、参加者は農園で育てられたコマツナとネギの収穫を体験。長靴を履いた親子らが刈り取ったり引っこ抜いたりした野菜をビニール袋いっぱいに詰め込んだ。収穫後にはバーベキューがあり、避難者らは互いの状況を伝えながら、食事を味わっていた。
福島第1原発事故を受け、東京から妻や子どもと避難してきた介護職の男性(42)=神戸市北区=は以前も交流会に参加した。「兵庫県に知り合いがほとんどいない中、この交流会でコミュニティーを広げることができた。子どもにとっても自然と触れ合える良い機会でありがたい」と話していた。(堀内達成)
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