http://www.minpo.jp/news/detail/2015111926820
日本原子力学会東北支部の南東北原子力シンポジウムは18日、福島市のコラッセふくしまで開かれた。福島医大の宍戸文男名誉教授は県民健康調査について説明し、原発事故による避難生活で運動不足となり、肥満や高血圧、肝機能の低下が顕著に表れていると指摘した。県内で見つかった甲状腺がんについては「チェルノブイリの甲状腺がんと組織型や遺伝子変異が違っており、原発事故とは無関係と考えられる」とした。
県民健康調査について説明する宍戸名誉教授 |
講演会も開かれ、元日本原子力技術協会理事長の石川迪夫元北海道大教授が「福島第一原発の炉心では何が起こったか」のテーマで語った。
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