http://mainichi.jp/shimen/news/20151116dde007070036000c.html
妻の甲状腺がんの原因は古里(コリ)原発(韓国・釜山市など)の通常運転で漏れる放射線の影響と認めた釜山地裁東部支部の「奇跡」の判決意義について、原告のイ・ジンソプさん(49)が10月に九州を回って説いた。
妻の甲状腺がん勝訴の判決意義を語るイ・ジンソプさん =北九州市小倉北区で2015年10月11日、林田英明撮影 |
イさんは2011年に直腸がんを、妻は12年に甲状腺がんを手術。20年近く住んでいた家の10キロ内にある古里原発に疑いの目を向けた。弁護士から「勝ち目なし」と言われながらも12年に提訴。昨年10月、原発の管理運営会社に1500万ウォン(約150万円)の慰謝料支払いが命じられた。
イさんは「小さな裁判でも世の中を変えていく力になれる。私は子供たちに恥ずかしくない父親でいたい」と語り、勝訴後、甲状腺がんの集団訴訟が起こっている地元の動きも説明した。その上で「福島原発事故は地震国・日本の不幸であり、韓国は安全だという神話がまだ残る。私たちの健やかな未来のために原発をなくそう」と訴え、原発を信奉・回帰する韓日首脳を批判した。【林田英明】
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2015/06/25(核リポート)「甲状腺がんは原発のせい」韓国訴訟の輪
http://kodomozenkoku-news.blogspot.jp/2015/06/blog-post_54.html
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